今月の美的に出てました。クマ特集。
これまた掲載誌が届かなかったので友人からのタレ込みで判明した次第。
「ハセガワさんはいつもどのようにお仕事進めてらっしゃいますか?」
と聞かれることが最近何度かあった。
え?どのようにって?
「そうですね。下描きを描く前は精神統一のために近くの寺で・・・」
とかそういうことを聞かれてるワケではなさそうだ。
通常は編集さんなりライターさんから依頼が来て、
こんなイラストを描いて欲しいというリクエストをもらう。
レイアウトが上がっていればサイズも教えてもらう。
それに沿った下描きを作成して提出、
訂正やら修正リクエストをもらって直す。
それから本描きして、原画を発送。(入稿)
注文を受けてから作って届けるプロセスはそこらのそば屋と何ら変わりない。
シンプルに言えばこんな感じだけど、問題はリクエストをどのようにもらうかってことらしい。
電話で口頭で説明するか?
これはちょっと記録が残らないし覚え違いしそうなので
なるべく書いたものをファクスなりメールなりで送ってもらい、
それを見ながら補足説明をしてもらう。
資料が必要な場合はそれも送ってもらう。
この資料は説明図だったり似顔絵の参考にする写真だったり。
余裕がある編集さんやライターさんだとこれらを全部準備して直接会って説明受けつつ発注してもらう。
まあこれが双方にとってベストかつポピュラーな方法だったのですが、キョービこれができる人って
かなり余裕をもって仕事なさってる方ですね。
だいたい深夜、私がガーガー寝てる間にメールで送られて来る算段だ。
「わからないことがあったら何でも聞いてくださいね」
と親切に言ってもらってるのに恥ずかしくて聞けない、昔はそんな子であった。
それが今や、仕事の発注をもらう前に
「発注の仕方がわからないので教えてください!」と聞かれるようになったのである。
私もオトナになったと思うべきなのだろうか?