キマ子の小部屋

イラストレーター長谷川まきのお仕事その他なんやかや。

連休の恒例行事

ゴールデンウィークもあっという間に終わり、印刷関係で仕事をする人間としてはここからお盆進行が

始まるまで束の間の休息・・という感じでしょうか。

連休だからといって遠出するわけでもなく、日頃忙しくて疎遠になってる友人とごはんなど食べて旧交を温め・・・

例年その程度のアクティビティしかありませんが、この時期にやっつけることにしてる案件が2件。

1つはコタツを片付けること。

おいおいこんな初夏の陽気にまだ出してたのかと突っ込む声も聞こえますが、出してました。

だって夜は冷えますもん。

これはまあコタツ布団をしまったりして部屋がスッキリするのでウェルカムな模様替えです。

もう1つは物置きの片付け。

これがなかなか・・・この時期でなくとも折をみてやってみるのですが何が大変って返却原稿の処分。

データ入稿当たり前の昨今、ナマ原稿はすごい勢いで返却されてきます。

その封も切らないまま物置に突っ込むからもう保管する場所がパンパンで他のちょっとした日用品が入らない。

「いっそ断捨離か!」

つまりは廃棄なんだけど、やはり肉筆なのでためらわれる。

「スキャンして捨てれば?」という声もある。

しかし考えてみればこれら一次使用の役目を終えたイラスト達は今まで保管してきたけれども2度目のお声は

かからない戦力外選手たちである。

そのくせ点数だけはたっぷりあるのでスキャンの手間も相当なもの。

以前、親切な友人が何点かデータ化してくれたけど、そのデータはやはり今もって戦力外。

「絵として飾ってはどうか?」

今となってはどこの誰だか思い出せない編集さんやライターさんの体験記とか、絵的に見ていて・・

んん、まあ面白いかもしれないけどいちいち説明が必要。

文字とイラストが別版になってて、一枚の原画として飾るには難ありな物件も多数。

顔は写真を使うので胴体のイラストだけ描いてくれなんて仕事も多々あった。

これに関してはもう迷うことなく廃棄!首がないから見てても怖い!

 

10年以上今の仕事してるわけだけども、これだけ膨大な仕事量なのに原画展1つ開けるわけじゃなし・・・

わての仕事ってホンマに何なんでっしゃろ?

と思わないでもない初夏のひとコマ。

片付け処分作業はストレスにならないよう、連休初日から最終日までたっぷり時間をかけて行われましたとさ。

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これらのイラストにお心当たりの編集さん、ご連絡いただければ進呈しますよ〜。

 

来年はとりあえずこんなお悩みはないハズ。