ここ数日、一足飛びに夏になったような猛暑ですね。
犬にとっては受難の季節の到来です。
昨日炎天下で犬を散歩させてる人がいて、イラッとしましたがよく考えると
やむを得ずのトイレ散歩だったのかもしれません。
室内でのトイレトレーニングをしない犬達は散歩時にトイレを済ませるので、
暑くても雨が降っても深夜でも散歩をしてる子たちというのはどうやらそういう事情らしい。
つまり室内にいる時は常にトイレのガマンを強いられている。
私のように子どもの頃から腎臓・膀胱など循環器の弱い人間は犬には生まれなくて
本当に良かったと思うのがこれね。
男は外に出ると七人の敵がいる、とか申しますが、
私の場合は外に出ると常にトイレのことを考えている。
長距離の移動の際、長時間の屋外滞在の際どこで用を足すか?いわんや海外旅行をや。
大きな駅、ショッピングモール、美術館、飲食店などきれいそうなトイレのある施設では、
行きたくなくてもとりあえず行っとく。これがマスト。
おかげでエマージェンシーなケースには今のところ陥らずに済んでますが、
かつて大変な思いをしたのは油断しきった国内旅行の際でした。
東京から急行で2時間余、埼玉は秩父で札所巡りを楽しんでいた時。
程よく鄙びた田舎の寺を巡った折、近くに見つけたイチゴ狩りの文字。
同行の女子2人と迷わず立寄り、イチゴをたらふく食べて再び巡礼に戻ったときのこと。
30分も歩かないうちにほぼ3人同時に尿意を催し、トイレを探し始めましたがどこまでも
のどかな農林道が続き、観光地でもないため休憩所もありません。
民家の物置、テニスコートの用具入れ、見るものすべてがトイレに見えて来る始末。
札所巡り転じて便所巡り。
ようやくどこか公園の公衆トイレを発見して事なきを得ました。
イチゴって、果物ってしょせんは水分なんですよね。
食べ放題とはいえ、1時間近く何十個も食べ続けたらそりゃあ水っ腹になるというもの。
長距離の散歩に出た際も、油断してるとそんな目に遭います。
あともう5分で帰宅できるという時に、まめ太がフンフン匂っては悠長にマーキングなどという
「今まさに私がやりたいのはそれ!」
ってことを目の前で繰り返されると今すぐ捕獲して家までダッシュしたろか!と思いますが、
実際はモジモジと内股で・・・そんな時に限って知り合いに会っちゃったりなんかして・・・