キマ子の小部屋

イラストレーター長谷川まきのお仕事その他なんやかや。

女医風の女がタクシーに乗るとき

 

消費税が上がって1カ月。

これを機に家計を見直そうとレシートをためて食費を計算してみたら、実にその1/3がお菓子だったという、

なんとも高血糖な結果が出ました。

遠足よろしく、おやつの上限額を決めてみましたが果たして守れるかどうか。

 

新年度で驚いたことPart2はうちの近所のデカい病院の名前が変わっていたこと。

タクシーで帰宅する際など大変便利なランドマークでして、「◯◯病院まで」で済んでいたのが新しい名前は

どこにでもありそうなカタカナ名前。

果たしてタクシーのカーナビが対応してくれてるかどうか。

 

つってもタクシーに乗る機会なんて多寡が知れてるのですが、まめ太を連れて実家に帰る際は

もれなく往復タクシー利用。

なぜかといえばケージに入れて電車やバスに乗ると吠えて吠えてほかのお客様にご迷惑だからです。

で、夜実家からケージを下げてタクシーに乗り込み、「◯◯病院まで」なんて言うと

「えーと、お客様はお医者様か何かで・・・?」

などと大変キレのいいギャグをかましてくれる運転手さんがいたりします。

実家に帰る日なんてノーメークでコンビニ行くような格好ですよ。

まあ、それがもしかしたら緊急性を感じさせるのかもしれませんが・・・

そして一見道具箱のようなケージの中からまめ太がギャンギャン吠え始めると今度は

「あ、ワンちゃんが具合悪いんですか?◯◯病院てワンちゃんも診てくれるんですか?」となる。

地方から出稼ぎに来てるような運転手さんは結構犬好きで、そこから降りるまでずーっと犬話!

なんてこともしばしば。

 

近所だけどタクシー乗ったほうが効率良く着く場所の一つにパークハイアットがあります。

以前、記者会見のために自宅前からハイアットまでタクシーに乗った時のこと、その短い移動時間の中で

運転手さんがパークハイアットを利用する女性客の職業当てみたいなことを始めたことがありました。

まあ昼間なら食事やお茶しに行く有閑マダムであるとか、あとは会見が多いから女性記者や編集さんが

多いですよね〜ときて、

「で、お客様は?」

「あ、どれでもないです」

「え、そうなんですか・・・・?」

 

ある時は女医、ある時は高血糖な愛犬家、果たして私は何に見えたのだろう?

ロスト・イン・トランスレーション」に出てくるようなSMデリヘル嬢?

何に見えるかしら?

と聞いたところで到着してしまったが、知らぬが花かもしれない。

 

4コマは発掘されたキマ子より。

 

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