キマ子の小部屋

イラストレーター長谷川まきのお仕事その他なんやかや。

神様について考える

天皇誕生日が23日になってから、日本でもなんとなくここらへんがクリスマス休暇みたいに

なってきましたね。

うちは親戚にお寺さんもいるし私自身は熱心なジンジャー(神道信者のつもりらしい)なので、

繁華街のクリスマス一色のディスプレイもソニプラの可愛いクリプレ攻撃もエジプトのピラミッドを

見るような気分で眺めております。

友人にクリスチャンがいて、時々教会の行事にお呼ばれすることもありますがやはり日本の良いところは

こういう外来の神様も全部受け入れる懐の深さでしょうね。

正直者の頭にも道端の石ころにも神が宿る。

私自身、「神様はいる」と実感した瞬間が今年は2度ほどありました。

直近でいえば、つい昨日。

あまりの寒さに「今日は温かいあんこが食べたいなあ・・・」

と思っていたら、その直後に会った知り合いの女子が偶然鯛焼きをくれたことでしょうか。

日本にはあんこの神様がいる!

確信しましたね。

その程度ですけど。

 

まあ結局神様というものはどれも人間が作り出したものなのでどれも正しい。

というのが手塚治虫著「火の鳥」太陽編を読んで腑に落ちた宗教観です。

いると思えばいる。

そしてその神様はドリフのコントのように「あんた神様?」と聞かれてビックリして

「とんでもねえあたしゃ神様だよ!」と返すくらいの神様であってほしい。

太古の昔から世界中の人間が作り出して信じてきた神様たち。

言ってみればとてもクリエイティブ。

 

せっかくなのでクリスマスっぽい絵柄をのせておきます。

 

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神様とか神社仏閣同様、占いも好きなのでタロットなんか時々見てもらうのですが、なぜかこのカードが好き。

この人、誰も見てない明け方にせっせと水やりしてるらしいんです。

 なんかそういうムダな努力?って感じと、あとは・・・キラキラマークがいっぱいだからでしょうね〜。